眼精疲労と頭痛

眼精疲労を訴える方は、目の疲れだけでなく頭痛や肩こりなど、複数の症状を抱えているケースが多いようです。

しかし、そのような症状はなぜ起こるのでしょうか。「目の疲れ→頭痛・肩こりになる」というのは感覚的には分かりますが、一体どんなメカニズムなのでしょう?

眼医者さんのHPを覗いてみたのですが、実はそのメカニズム、詳しくは分かっていないそうです。眼精疲労の不調については、「目が疲れると物が見にくくなり、集中して目を凝らす必要が出てくる。その為心身ともに緊張の高まった状態が持続して、体に負担がかかり、症状が出るのだろう」とのこと。

これまた感覚的な話ですが、「過度の緊張を避けることが大切」とだけ分かっていれば良いのかもしれませんね。

また、眼精疲労が先か頭痛が先か、という点も気になります。眼精疲労で頭痛が起きることは確かですが、頭痛によって目に異常が出ることもあるんですよね。

私は頭痛が起きると、目が痛んで充血することがあります。特に片頭痛の場合は、痛みが起こる前にチラチラする光が見えたり、視界の周辺部がチラチラ光って、中心部は見えなかったりと視界に異変が起きることもあります。

もし、このような目の異常とともに頭痛があるという方は、頭痛対策から入った方が効率が良いかもしれませんね。もっとも、どうして頭痛持ちになったかというと、そこにはやはり目の疲れが関わっていたのかもしれません。

眼精疲労と頭痛の関係は卵とニワトリ同様、どちらが先か判断しがたいようです。とにかく、目の酷使はいけないということですね。