眼精疲労のツボ
ツボ押しといえば、自分の手さえあればどこでも実行できる、ポピュラーな療法。
体には様々なツボがあり、体のあらゆる症状に対応出来る訳ですが、特に目が疲れた時って無性にツボ押しがしたくなりませんか?こめかみや鼻の付け根をほぐそうと、自然に手が伸びますよね。言わば、体が自ずから眼精疲労のケアを求めている訳で、このような時にこまめに対処するのが大切です。
しかし手軽なツボ押しとは言っても、最低限のルールはありますので注意しましょう。熱がある、酔っている、サウナに入った直後、飲食後30分経っていない、ツボやその周辺に傷がある、という場合はツボを押してはいけません。また妊娠中、特に安定期前の方や、手術後の方もNGです。
それでは、眼精疲労に効くツボをいくつかご紹介したいと思います。
・さん竹・・眉毛の一番内側
・魚腰・・・眉毛中央
・糸竹・・・眉毛の一番外側
・晴明・・・目頭と鼻のあいだのくぼみ
・太陽・・・こめかみ
自分が気持ち良いと感じる範囲で、ツボを押し込みます。ただし眼精疲労のツボとして特に有名な「太陽(こめかみ)」は、骨の薄い部分でもある為、余り強く押すのは避けましょう。
主に親指を使い、ひと押し3〜5秒で、数分間断続的に行います。指を離す時は、筋肉の神経を刺激しないように、ゆっくりと離すのが良いそうです。左右それぞれ、ツボ押しを行ってください。
また、集中する余り呼吸を止めないよう、気を付けてくださいね。ちなみにツボを押す時に息を吐き、指を離す時に息を吸うと、より効果的だと言われています。
日々のケアで、眼精疲労を改善して参りましょう。