眼精疲労と肩こり

眼精疲労には様々な症状が伴いますが、その中でも特に多いのが肩こりです。

眼精疲労の方の大部分に共通する症状と言われていて、しかも重症のものが多いのだとか。

肩こりって、肩や首が重くこわばり、何とも言えない疲労感に襲われますよね。私はたまにこる程度ですがやはりしんどく、「経験したことのない人には分からないだろうな・・・」などと溜息をついてしまうことも。眼精疲労の方の慢性的な肩こりは、本当に辛いと思います。

眼精疲労の症状には肩こりを始め、めまいや吐き気など様々なものがありますが、なぜそうなるのかはよく分かっていないそうです。ただ、こと肩こりに関しては、目の神経が疲労することで周囲の筋肉が収縮してしまい、血行の悪いこった状態になる、と言われています。

また、VDTによる姿勢の問題も見過ごせません。テレビ、ワープロ、パソコンのモニターおよびキーボード、プリンタなど(Visual Display Terminal)を使用するVDT作業では、目が疲れるだけでなく姿勢の固定化も起こってしまいます。デスクワークの姿勢を長時間続けることで、腕や肩など一部の筋肉に負担が掛かりっぱなしになり、肩こりにつながるのですね。

こうして見てみると、VDT作業を伴うデスクワークは、肩こりの温床と言えるかも。目の疲れと姿勢の固定化の他にも、運動不足の誘発や冷房での冷えといった、血行を悪くする要素がどうにも多いようです。

目の疲れはもちろん、肩こりにも直接的間接的に大きく関与しているデスクワーク。対策を取って、うまく付き合っていきたいものです。